┃総合英語科について
英語を使って情報を得、自分の考えを英語で発信できる力を養うことを目標とし、広い視野を持って国際社会で活躍できる人材を育成します。
┃総合英語科の専門科目紹介
総合英語科では、多数の専門科目が設定されています。また、少人数授業によってきめ細かい指導を行い、着実に英語力を高めます。
総合英語
「総合英語」の授業では、英語の「読む・書く・聞く・話す」活動をバランスよく行います。英語で書かれた文章を、リスニング、音読、内容についての質問に答える、などの様々な言語活動を通して理解します。文章を読むだけではなく、読んで理解した内容について話したり、自分の意見を英語で作文したり、関連した内容のリスニング問題に取り組んだりするなど、英文の内容を深く理解するとともに英語の総合的な力をつけることを目標にしています。クラスを半分に分けた約20名の少人数授業で、きめ細かく指導を行っています。
ディベート・ディスカッション
「ディベート・ディスカッション」の授業では、クラスを半分に分けた約20名の少人数授業で、ALTの先生と一緒に英語を学びます。1年生では主に日常会話で使える表現を学び、2年生ではスキット(寸劇)やディスカッションなどを行いながら、さらに実践的な会話力を身に付けていきます。3年生では、選択科目として「ディベート・ディスカッション演習」があります。さまざまな社会問題等について英語で議論したり発表したりする活動を通して、将来英語を使って活躍するための英語力を磨きます。
コンピュータ・LL演習
「コンピュータ・LL演習」の授業では、コンピュータを用いて、主に英語の発音・リスニングの学習をします。1年生では発音記号をはじめとした発音の基礎を学び、2年生では音のつながりなどのより発展的な内容を学習します。発音の学習では、自分の音声を録音し、発音の確認・練習を行います。授業で身につけた発音やリスニングの知識や技能を他の英語の科目で活用することで、音読がスムーズにできて内容の理解がより深まったり、リスニングで理解できる内容が増えたりと、学びの相乗効果が得られます。
┃総合英語科の取り組み
令和8年度
5/1, 6/1 歴史文化科・総合英語科合同行事『ハイブリッド歴史ラボ』
本校で初めての歴史文化科・総合英語科合同行事として、歴史文化科2年生と3年生、総合英語科1年生から3年生約300名が体育館に集まり、2日間にわたって歴史と科学、そして国際友好を深く学ぶ特別授業を実施しました。
5/1(金)【第1部】 事前学習会
今回の行事の主題となる「エルトゥールル号遭難事件」および「テヘラン救出劇」を映画『海難1890』を観ることで、映像で体験しました。教科書では習ったことのある生徒も映像を観たことで、当時の人々の想いをより深めることができ、時代背景について詳しく学ぶことができました。トルコを訪れたことがある生徒から、「日本から来たと空港で答えた時に、トルコで日本が歓迎された理由がわかった」という感想が挙がり、日本とトルコの強い絆を再認識していました。
6/1 (月)【第2部】 講演会
長年現地で沈没現場の発掘調査を率いてこられたトルコの海洋考古学者、トゥファン・トゥランル博士(元トルコ海洋考古学研究所長)と、遺物の保存処理プロジェクトに協力している奈良大学の今津節生学長(文化財保存科学)、比佐陽一郎教授を講師としてお招きして講義をしていただきました。
トゥランル博士からは、海中から約8300点もの遺物を引き揚げた大規模な水中調査の歩みについて、英語での講義が行われました。
また、講義の合間には、エルトゥールル号の船体の木材破片や、保存処理を施される前のサビ付いたライフル銃など、
大変貴重な本物の遺物も展示され、生徒たちは見入っていました。
今津学長からは、海中から引き揚げられた遺物を後世に残すための「保存科学」について解説があり、
糖の一種である「トレハロース」を用いた最新の保存方法が紹介されました。
生徒たちからは、「昔の和歌山の人たちが正しい選択をしたことが、今のトルコと日本の友好につながっている。
私たちも間違いのない選択をしていかなければいけないと思う」「発掘や保存処理にこれほど長い年月がかかり、関係者の方々の努力が伝わってきました。
この歴史を知らない周囲の人たちにも広めていきたいです」といった歴史の重みや国際交流に関心を深めた感想が寄せられました。
今回の特別授業は、過去の歴史的な絆を振り返るだけでなく、それを最新の科学技術で未来へどう語り継いでいくか、
そして国際的なコミュニケーションの大切さを同時に学ぶ、大変有意義な機会となりました。
令和7年度
10/31 イングリッシュデー
今日は、総合英語科の1年生から3年生が全員で英語を使って交流する、「イングリッシュデー」を開催しました。
総合英語科の1~3年生約240名が体育館に集まり、英語のゲームなどを通して交流しました。その後、第1回となる校内英語ディベート大会を開催しました。予選を勝ち上がった2年生の2チームが登壇し、「生徒は部活動に参加すべきである」というテーマで討論しました。
試合後、京都外国語大学の戸田行彦先生からご講評をいただきました。
最後は、1,2年生が先輩に学習方法や進路の決め方などについて質問したり相談したりする座談会を行いました。
生徒からは、「とても楽しかった」「他学年と交流できて、良い時間だった」などの感想があがっています。
9/25 1年生 オーストラリア姉妹校生との交流
総合英語科1年生は、毎年秋に来校する姉妹校生徒に向けて、自分たちの地域や文化、歴史などを英語で発表する活動をしています。
地元のお祭りについて発表する班、奈良のおすすめの食べ物を紹介する班、法隆寺の歴史や建物について説明する班など、各班さまざまなテーマでプレゼンテーションを準備しました。
生徒たちは、最初こそ緊張していましたが、元気に "Hello everyone!" とあいさつし、英語でのコミュニケーションを楽しんでいました。オーストラリアの姉妹校生も、リアクションを取ったり積極的に質問したりしてくれました。
その後、お互いの国のダンスを教え合ってみんなで踊ったり、歌を歌ったりと、たくさん交流することができました。
生徒たちからは、「楽しかった」「自分の英語が伝わって嬉しかった」「もっと海外の人と交流したい」といった声があがっています。国際交流や英語学習の楽しさを実感できる、大変有意義な時間となりました。
9/12 2年生 京都外国語大学出張講義(ディベート指導)
2年生は、現在授業で英語ディベートに取り組んでいます。1学期にも京都外国語大学から先生をお招きして、ディベートの基礎について特別講義をしていただきました。今日はその発展編として、議論が水掛け論にならないように広い視点に立ってメタ的に考える方法を教えていただきました。
まず先生の講義を聞き、その後グループに分かれて練習しました。
10月には校内ディベート大会があります。これからの授業でさらにディベートの経験を積み、英語力と論理的思考力の両方を鍛えていきます。
1年生 四天王寺大学出張講義
6月16日、本校と高大連携協定を結んでいる四天王寺大学より先生と学生の方々をお招きして、出張講義をしていただきました。
総合英語科1年生は、毎年秋に来校する姉妹校生徒に向けて、自分たちの地域や文化、歴史などを英語で紹介・発表する活動をしています。今回はその事前指導として、効果的なプレゼンテーションの方法について教えていただきました。
まず、プレゼンテーションの基礎や効果的なポスターの作り方についてレクチャーしていただきました。
次に、グループに分かれて自分たちのプレゼンテーションの内容について検討していきます。生徒たちはタブレット端末を用いながら、リサーチと発表のアウトライン作成を進めます。留学生にどんなことを知ってもらいたいか、自分たちはどう思うか、など、様々な視点で考えます。
グループ活動の後、各グループから発表内容を報告しました。どのグループも、オリジナリティあふれる視点で内容を考えています。今後の授業で、発表の原稿やポスターなどを作り、準備を進めていきます。
3年生 天理大学留学生との交流会
6月5日に、3年生の「異文化理解」の授業の一環として、本校と高大連携協定を結んでいる天理大学より留学生の方々にお越しいただきました。生徒は、事前に留学生たちの出身国について質問したいことを考えて交流会に臨みました。日本語を使わず、英語だけでコミュニケーションを取っていきます。
さすがは3年生、留学生の英語もしっかり聞き取り、英語でたくさん話していました。難しいところがあってもグループのみんなで助け合って会話をつないでいきます。生徒たちは、外国との文化の違いに驚いたり、追加で質問したりと、積極的に交流していました。
生徒からは、「英語で交流するのが楽しかった」「もっと外国の人と話したい」「相手の言うことを理解するのが楽しかった」などの感想が挙がっています。国際交流や異文化理解、英語学習への意欲が高まり、とても良い交流会となりました。
2年生 京都外国語大学出張講義
6月3日に、京都外国語大学より先生をお招きして、特別講義をしていただきました。今年度は、秋に今年度第1回目の開催となる校内ディベート大会を予定しています。今回の講義ではディベートの基礎を指導していただきました。まずは、先生の講義を聴きます。初めて触れる視点や知識に、生徒たちは目を輝かせていました。